2026年4月中旬
この日は、初めてD13にタイミングを取ることができた。
これまで排卵期に合わせてタイミングを取りたいと思っていても、彼の仕事や体調、気分などもあり、なかなか思うようにはいかなかった。
だから、D13にタイミングを取れたこと自体はよかった。
でも、素直には喜べなかった。
彼は、この1か月ほど射精していなかったからだ。
妊活について調べていると、射精間隔と精子の状態についても気になるようになった。
「今回も妊娠は難しいのかな」
そんなことを考えてしまった。
もちろん、射精していない期間が長いからといって、妊娠できないと決まっているわけではない。
それでも、妊娠を望んでいる私にとっては、
「できるだけ良い状態で妊活をしたい」
という気持ちがあった。
彼との子どもをあきらめる?
この頃から、私は少しずつ別のことを考えるようになった。
それは、
「彼との子どもをあきらめて、精子提供を受ける」
という選択肢だった。
私は以前から、結婚をせずに母になる選択的シングルマザーという生き方を考えていた。
だから、精子提供という方法についても存在は知っていた。
ただ、それまでは「自分にはまだ関係のない話」だと思っていた。
実際に妊活を始めてみると、そうも言っていられなくなった。
排卵期にタイミングを取りたい。
でも、思うように取れない。
そして私はもうすぐ40歳。
「このままでは妊娠できないかもしれない」
という焦りが少しずつ大きくなっていった。
妊娠するために、別の方法を探す
私は、
「どうすれば妊娠できる可能性を残せるのか」
を考えるようになった。
そこで、精子提供について具体的に調べ始めた。
調べてみると、精子提供を希望する女性と、提供を希望する男性をつなぐマッチングサイトがあることを知った。
今まで知らなかった世界だった。
正直、怖さもあった。
それでも、
「あきらめたくない」
という気持ちのほうが強かった。
そして私は、実際に精子提供マッチングサイトを利用してみることにした。
ここから、私の妊活はまた大きく方向を変えることになる。

