前回の記事では、妊活を始めたものの、パートナーとのタイミングがなかなか取れず、**「彼との子どもをあきらめて、精子提供を受けることも考えよう」**と思い始めたところまでを書きました。
今回はその続きです。
実際に私は、初めて精子提供マッチングサイトに登録しました。
当時は不安もありましたが、それ以上に「子どもをあきらめたくない」という気持ちが強かったのだと思います。
初めて精子提供マッチングサイトに登録
精子提供について調べていると、精子提供を希望する女性と、ドナーとして提供を希望する男性をつなぐマッチングサイトがあることを知りました。
それまで、こうしたサービスがあることは知りませんでした。
「こんな方法もあるんだ」
という驚きと同時に、
「本当に利用して大丈夫なのかな」
という不安もありました。
それでも、40歳を目前にして妊活をしている私にとって、時間は限られています。
何もしないまま後悔するくらいなら、まずは情報を集めてみよう。
そう考えて、ある精子提供マッチングサイトに登録しました。
ドナーと実際にやり取りしてみる
登録後は、サイトを通じてドナーのプロフィールを確認したり、実際にやり取りをしたりしました。
今までの人生で経験したことのないことだったので、最初はかなり戸惑いました。
「本当にこの方法でいいのかな」
という気持ちもありました。
一方で、妊娠を望んでいる私にとっては、これまで知らなかった選択肢を知ることができたという意味でもありました。
私は選択的シングルマザーを目指すことを決めていたので、「結婚をしなくても母になる」という方法について、少しずつ現実的に考えるようになっていました。
登録したサイトが閉鎖することに
ところが、しばらくして思いがけないことが起きました。
登録していた精子提供マッチングサイトから、4月末でサイトを閉鎖するという案内があったのです。
「えっ、閉鎖するの?」
これから利用について考えていこうと思っていたところだったので、かなり驚きました。
そして同時に、
「こういう個人間の精子提供って、本当に大丈夫なのかな」
と、安全性について改めて考えるきっかけにもなりました。
精子提供は、単に「精子を提供してもらえば妊娠できる」というものではありません。
ドナーの健康状態や感染症、遺伝的な情報など、考えなければならないことがたくさんあります。
また、知らない男性と個人間でやり取りをすることにも不安がありました。
それでも妊活をあきらめられなかった
サイトが閉鎖すると知ったことで、一度は「やっぱりやめたほうがいいのかな」とも思いました。
でも、そこで妊活をあきらめることはできませんでした。
私はすでに、
「子どもが欲しい」
という自分の気持ちに気づいてしまっていたからです。
もっと早く妊活を始めればよかった。
もっと早く選択的シングルマザーになることを決めていればよかった。
そんな後悔もありました。
だからこそ、できる可能性がある方法を一つずつ調べてみようと思いました。
別の精子提供マッチングサイトを探す
最初に登録したサイトを利用できなくなったため、私は別の精子提供マッチングサイトを探しました。
そして、別のサイトにも登録してみることにしました。
この時点では、まだ精子提供について分からないことばかり。
どんな人がドナーになるのか。
どのようなやり取りをするのか。
安全面で何を確認すればいいのか。
実際に利用する前に考えなければならないことはたくさんありました。
それでも、
「妊娠する可能性をあきらめたくない」
という気持ちは変わりませんでした。
精子提供という選択肢を現実的に考え始めた
それまで私は、妊娠するためには「彼との間でタイミングを取る」ことしか考えていませんでした。
でも、実際に妊活を始めてみると、それが簡単ではないことを知りました。
そして、
「彼との間で妊娠できなかったら、私はどうするのか?」
ということまで考えるようになりました。
その答えの一つが、精子提供でした。
もちろん、この時点ではまだ迷いもありました。
不安もありました。
それでも、少なくとも私は一歩前に進み始めていました。
このあと、私は実際に精子提供をしてくれる男性とやり取りをすることになります。
そして最終的には、初めて精子提供を受けるところまで進むことになります。
ここからは、私自身が実際に経験した精子提供について、できるだけありのまま記録していきたいと思います。
※この記事はあくまで私自身の体験を記録したものです。精子提供を利用する場合は、安全性や法的な問題、健康面などについて十分に確認したうえで判断することをおすすめします。


