30歳の頃、私は今の彼と付き合い始めました。
付き合う前に、私は彼に伝えました。
「私は結婚したいと思っていない」
「子どもも欲しいと思っていない」
彼は私より5歳年上でした。
もし彼に結婚願望や子どもを持ちたいという希望があれば、一緒にいるべきではないと思ったからです。
しかし彼も、結婚や子どもを全く望んでいなかったため、私たちは同じ考えを持った状態で付き合い始めました。
結婚も子どもも望まない2人
彼とは楽しく過ごしていました。
一緒にいる時間も心地よく、特に大きな問題もありませんでした。
結婚しなくてもいい。
子どもがいなくてもいい。
私はその生活に満足していました。
少なくとも、35歳になるまでは。
同い年の同僚の妊娠
35歳になった頃、同い年の同僚が妊活を経て妊娠しました。
そして、産休・育休に入ることになりました。
その話を聞いたとき、突然、自分自身のことを考えました。
「私は、このままでいいのかな?」
それまで結婚も子どもも必要ないと思っていたのに、急に気持ちが変わりました。
妊娠できる時間には限りがある
そのとき初めて、私は強く「時間」を意識しました。
結婚は、年齢に関係なくできる可能性があります。
しかし、妊娠・出産には時間的な制限があります。
「もし子どもが欲しいなら、いつか考えればいい」
そう思っていたはずなのに、その「いつか」が永遠に続くわけではないと気づきました。
自分が妊娠できる年齢には限りがある。
そう思った瞬間、急に焦りが生まれました。
そして、その焦りによって、ようやく自分の本当の気持ちが見えてきました。
私は本当は子どもが欲しかった
子どもが苦手だと思っていた。
自分には子育てできないと思っていた。
結婚も必要ないと思っていた。
それでも、
私は、自分の子どもを育ててみたかった。
期限が近づいて初めて、自分の本当の気持ちに気づいたのです。
ただ、ここで新しい問題がありました。
子どもは欲しい。
でも、結婚はしたいのだろうか?
私にとって「子どもを持つこと」と「結婚すること」は、必ずしも同じではありませんでした。
次回は、私が「子どもは欲しい。でも結婚はしたくない」と考えるようになった理由と、選択的シングルマザーという生き方に出会った経緯について書きます。


