【妊活体験談】精子提供で妊娠したいと不妊治療クリニックで相談した話
9月7日、会社を午前休して不妊治療クリニックへ
9月7日、会社を午前休して不妊治療クリニックに行ってきた。
今回は事前に予約をしていたので、受付もスムーズ。うっかり診察券を忘れてしまったけれど、問題なく受診できた。
初めて受診してから、もう2年ほど経っている。
そのため、改めて問診票を記入することになった。夫についての情報も聞かれたけれど、今回はこれまでとは違う。
私は、未婚のまま妊娠・出産を目指している。
そして、今回は彼の協力を得られないため、精子提供を受けることも視野に入れて妊活を進めている。
今までは、こうしたことを先生に伝える勇気がなかった。
でも、ブログを書きながら自分の気持ちを整理してきたことで、少しずつ決意が固まってきたのだと思う。
今回は、きちんと自分の希望を伝えようと決めていた。
子宮筋腫の手術歴とプレコン検査の結果を相談
診察では、以前指摘された子宮筋腫のことや、6月に受けたプレコンセプションケアの検査結果を見てもらった。
以前受診したときとは違い、今回の先生は男性だった。
どんな反応をされるのか少し不安だったけれど、感じのよい先生で、話しやすそうな印象だった。
まず相談したかったのは、以前から受けたいと思っていた卵管造影検査。
ところが、検査を受けるには、先にクラミジアの抗体検査が必要とのことだった。
そのため、この日はまず必要な検査を進めることになった。
その後、超音波検査も受けた。
今周期は左側の卵巣から排卵する見込みだと教えてもらった。
さらに、妊娠を目指すなら9月11日と13日ごろにタイミングを取るのがよいとのこと。
診察を終えたら、すぐに精子提供者の男性に連絡してみようと思った。
次の排卵のチャンスを逃したくない。
そんな気持ちでいっぱいだった。
先生からは、早めに人工授精へ進むことを勧められた
診察の中で、先生からは早めに人工授精へ進んだほうがよいという話もあった。
年齢のこともあり、できるだけ時間を無駄にせず、妊娠に向けて進めたほうがよいという考えだったのだと思う。
ただ、私には簡単に選べない事情があった。
私は、精子提供マッチングサービスを利用して妊娠を目指したいと考えている。
そのため、一般的な不妊治療の選択肢をそのまま進めることは難しい。
でも、今回はそのことを隠さずに話そうと決めていた。
精子提供マッチングサービスを利用していることを伝えた
勇気を出して、先生に精子提供マッチングサービスを利用して妊娠を希望していることを伝えた。
正直、反対されるのではないかと思っていた。
未婚であることに加えて、個人間での精子提供を利用しているとなれば、否定的な反応をされるかもしれない。
そう考えると、なかなか言い出せなかった。
ところが、先生の反応は意外なものだった。
なんと、興味を持って話を聞いてくれたのだ。
利用しているサイト名を伝えると、先生自身もサイトを見てくれた。
そして、
「昔も似たようなサイトはあったけれど、今は情報が充実しているね」
という趣旨の話をしていた。
精子提供の方法や料金についても質問されたので、私が実際に経験したことを説明した。
精子提供の方法や料金について、先生に説明した
私が利用したのは、精子提供を希望する人と提供者をつなぐマッチングサービス。
実際に利用した際は、提供者とインターネットカフェの前で待ち合わせをした。
提供者が先に個室に入り、精子を準備した後、私が受け取って同じインターネットカフェの個室に入り、シリンジ法で膣内に注入した。
その一連の流れを、先生に説明した。
また、私の場合は精子提供そのものに料金がかからなかったことも伝えた。
すると、先生はとても驚いていた。
男性側も精液検査などに費用をかけているのに、無料で提供するのはどうしてなのだろう、という疑問を持ったようだった。
私も、提供者がどのような理由で精子提供をしているのか、すべてを理解できているわけではない。
だからこそ、先生の反応を聞きながら、改めて考えさせられる部分もあった。
先生は、こうした仕組みについて「勉強になる」という趣旨のことも話していた。
私は、精子提供の話をしたら反対されるとばかり思っていた。
それなのに、先生は興味を持って聞いてくれて、少なくともこの日の診察では、一方的に否定されることはなかった。
それが本当にありがたかった。
自分の選択を隠さずに話せたこと、そして話を聞いてもらえたことが、大きな一歩になった。
ただし、今回の診療は自費になると言われた
安心した一方で、先生からは、今回の治療は自費診療になること、そしてこの日の診察分も自費になることを説明された。
やっぱり、そうなのか……。
未婚で、個人間の精子提供によって妊娠を目指している私の場合、通常の保険診療と同じようには進められない部分がある。
費用がかかるのは痛いけれど、必要な検査を受けずに後悔するよりはいい。
そう考えることにした。
なお、未婚であることだけを理由に、あらゆる不妊検査や診療が一律に保険適用外になるわけではない。保険適用の可否は、検査・治療の内容や実施条件、医療機関での取り扱いによって異なるため、受診先で確認する必要がある。
私の場合は、今回の診察で自費になると説明を受けたので、その条件で進めることにした。
クラミジア抗体検査のために採血
卵管造影検査を受けるため、まずはクラミジアの抗体検査をすることになった。
この日は採血をして、結果は次回の受診時に確認する予定。
先生からは、今周期もタイミングを取るのであれば、次の生理が始まったらすぐに予約して、結果を聞きに来るようにと言われた。
そのときに、卵管造影検査も行う予定になった。
排卵のタイミングを考えると、できるだけ早く検査を進めたいと思っていたので、次にやることが決まったのはよかった。
ただ、検査の実施時期は月経周期や検査結果などによって変わるため、予定どおりに受けられるかどうかは次回の診察で確認することになった。
初診料・婦人科エコー・採血で11,550円
今回かかった費用は、合計で11,550円だった。
初診料、婦人科の超音波検査、クラミジア抗体検査のための採血などが含まれている。
保険診療ではなく自費だったので、やはり高く感じた。
普段、健康保険を使って受診していると、自己負担が抑えられていることをあまり意識しない。
でも、今回のことで、保険診療のありがたさが身に染みて分かった。
これからも検査や診察が続くことを考えると、費用面の不安はある。
それでも、今の自分にできることはやっておきたい。
勇気を出して受診してよかった
今回の受診は、私にとって大きな一歩だった。
精子提供マッチングサービスを利用していることを、初めて不妊治療クリニックの先生に伝えた。
反対されるかもしれないと不安だったけれど、先生は興味を持って話を聞いてくれた。
もちろん、これですべての問題が解決したわけではない。
費用は自費になるし、卵管造影検査もこれから。妊娠できるかどうかも分からない。
それでも、自分の希望を伝え、次に必要な検査を進められることになった。
あのとき、勇気を出して受診してよかったと思う。
自費診療は正直高い。
でも、やらずに後悔するよりは、できることをやってみたい。
40歳を目前にした今、時間を大切にしながら、一歩ずつ妊娠に向けて進んでいこうと思う。

