2019年に子宮筋腫が見つかったとき、私は正直あまり深く考えていませんでした。
MRI検査では7cmの筋腫が見つかりましたが、先生からは
「今すぐ手術をする必要はありません。」
「症状がなければ様子を見ても大丈夫ですよ。」
と言われたからです。
その言葉を聞いて、「それなら大丈夫なんだ」と安心してしまいました。
でも、数年後に不妊治療クリニックを受診したことで、その考えは変わりました。
子宮筋腫にはいくつか種類がある
不妊治療クリニックでMRIを撮り直した結果、私は多発性筋腫と診断されました。
大きな筋腫が1つだけだと思っていたのですが、実際には大小合わせて複数の筋腫があったのです。
子宮筋腫は、できる場所によって影響が違うそうです。
子宮筋腫は珍しくない腫瘍です。小さなものも含めると、30歳以上の女性の20-30%にみられます。がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、貧血や痛みなど様々な症状の原因となります。筋腫は卵巣から分泌される女性ホルモンによって大きくなります。閉経すると、逆に小さくなります。複数個できることが多く、数や大きさはさまざまです。大きさやできる場所によって症状が違ってきます。できる場所によって、子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられます。
公益社団法人日本産科婦人科学会
私の場合は、
- お腹の上から触って分かるくらい大きな筋層内筋腫(約13cm)
- 子宮の内側にできた粘膜下筋腫(約1cm)
がありました。
私の場合、不妊の原因は小さい筋腫でした
意外だったのは、大きな筋腫ではありませんでした。
先生からは、
「13cmの筋腫は大きいですが、不妊の原因としては粘膜下筋腫の方が影響している可能性があります。」
と説明を受けました。
子宮の中にある小さな筋腫が邪魔をして、受精卵が着床しにくくなっている可能性があるそうです。
もし着床できたとしても、流産のリスクが高くなることもあると聞きました。
「大きい筋腫が一番問題なんだろう。」
そう思っていたので、この話はとても印象に残っています。
多発性筋腫と診断されました
そのほかにも小さな筋腫がいくつも見つかり、
最終的な診断は多発性筋腫でした。
先生からは、
「妊娠を目指すなら手術をした方がいいでしょう。」
と勧められました。
もっと早く妊活を始めていたら…
子宮筋腫は手術で取り除いても、女性ホルモンが分泌されている間は再発する可能性があるそうです。
だからこそ、手術をするタイミングは年齢や妊娠の希望などを考えて決める必要があります。
今振り返ると、2019年に筋腫が見つかった時点では、粘膜下筋腫はありませんでした。
もしあの頃に妊活を始めていたら、手術をしなくても妊娠できていたのかもしれない。
そんなことを考えてしまう日もあります。
もちろん、過去は変えられません。
だからこそ私は、
「妊活は、思っているより少し早めに始めた方がいい。」
ということを、自分の経験を通して強く感じています。
私の経験が、これから妊活を始める方や、子宮筋腫と向き合っている方の参考になれば嬉しいです。
「もっと早く知っていれば…」という後悔をする人が、一人でも減ることを願っています。



